今期の嵐山フィッシングエリアは、
フライフィッシングなら桟橋から5m以内でもよく釣れています。
シーズン後半になってくると、
さすがにトラウトたちも賢くなって、
ルアーで釣るには少しテクニックが必要になってきます。
しかし、
フライフィッシングのインジケータの釣り(ウキ釣り)なら、
タックルのセッティングさえできていれば、
初心者の方でも比較的簡単に釣ることができます。
矢印がさしているのがインジケータの位置。
フライラインはほとんど出ておらず、
これなら、いわゆる「フライキャスティング」できなくても
釣りを楽しむことができます。
事実、
一人は3時間で16匹、
一人は3時間で19匹釣り上げています。
で、
重要なタックルのセッティングですが、
インジケータからフライの距離は約2メートル、
ティペットはナイロン製の5X(0.8号)。
フライはエリアハーズイヤーBH#12の
オリーブ、ダークグリーン、グレイが安定して釣れています。
ただし、
お子さんにフライフィッシングをさせる場合には
ライフジャケットはもちろん、
帽子、メガネも着用させてあげてください。
(メガネは100均のだてメガネで十分です。)
これからの季節、
トラウトたちは水生昆虫を食べ始め、野生化していきます。
すると
身質もかわり、食べてもおいしくなるので、
キープして持ち帰ることをおススメします。
最後にちょっと専門的なことを。
インジケータの釣りで使用するティペットですが、
5X(0.8号)以上、太くする場合は
フロロカーボンより、ナイロン製の方が
アタリが多く出るように感じます。
6X以下だとその差はほとんどないのですが、
5Xより太くなると、
性質の違いが釣果に影響するように感じています。
その性質とは「硬さ」と「比重」。
インジケータの釣りの場合、
フライの「沈み方」がとても重要なのですが、
ナイロン製の方がより「自然に沈下」させやすい、
と最近は考えるようになりました。