サツキマス 淀川をのぼり鴨川へ |
2月18日(土)、
芥川倶楽部が主催する講座に出席してきました。
タイトル、内容は写真の示す通り。
昨年、芥川下流部の堰堤の魚道設置が完成するとともに、
芥川に天然遡上のアユが帰ってきた、ことに関係した報告会でした。
その詳細については、
私もNPO法人芥川倶楽部に入会したので、
これから、いろいろと報告させていただくことになると思います。
その講座でオブザーバーとして講演された
「京の川の恵みを活かす会」の報告で、
衝撃の写真を見せてもらいました。
それは、
京都市内の鴨川の堰堤をジャンプするサツキマス
撮影日が平成22年7月1日ということから、
水温から判断し、
落ちたアマゴより
淀川を遡上してきたサツキマスである可能性が高い、と私は判断しました。
既にご存知の方も多いかもしれませんが、
大阪湾から淀川へ毎年、数万匹のアユが遡上しています。
それと一緒にサツキマスも遡上している、と考えても間違いではないと思います。
ここからはファンタジーの世界です。
サツキマス君の日記
平成22年6月20日
大阪湾から淀川を目指す。
塚本付近、左手に見えるはキビレを狙うTOP BATTLER宮平さん。
「ボラのやろう、頭の上で飛び跳ねるんじゃない!」
6月22日
最大難関の淀川大堰を突破!
6月23日
摂津付近を遡上中
頭の上にはカヤックにのるブライトリバーの松本さん。
「1オンスのルアーは俺にはデカ過ぎるよ」
6月24日
枚方大橋 通過
「右岸ではなんか、太い糸がビシビシ飛んでいるなぁ」
「あれが噂のスペイキャスト、そしてあれがお好み焼きさん?」
「針が付いていないと俺は釣れないよ!」
6月26日
大山崎 付近
「俺はポッパーは食わないよ!」
「ウエットフライとか、もっとそれらしいフライを使えよ!」
(私、桂川でバスを狙い中)
6月28日
鳥羽付近、鴨川、桂川分岐
「京都市内の方が面白そうだから、鴨川をのぼろう」
7月1日
伏見付近
「堰堤をジャンプしていたら、写真に撮られてしまった」
その後、消息を絶った・・・・・
写真を撮られた京都市役所の方も実はルアーマンで
二人の意見は
「おそらく遡上は1匹だけではないだろう」。
関西在住のみなさん、なんか夢が広がりませんか?
ちなみに明治時代は淀川がサツキマスの水揚げ日本一だった、
という資料を20年前、大学の図書館で見た記憶があります。