ハイスピード・ハイライン神話が崩壊する!? |
「ハイスピード・ハイライン」とはフライキャスティングの一つの手法のようで
かつては
「究極のフライキャスティング」
のような扱いを受けていました。
しかし、私はその実態を理解できないまま、
というよりか、
そこに深入りすると面倒なので、
「あ~そうですか」
というスタンスを取ってきました。
そして、今なお、そのスタンスに変わりはありません。
それでも
ハイスピード・ハイライン談義
というのは、フライキャステング・フリークには
「たまらなく面白い」のも事実です。
私はその中では、珍しく「聞き役」になることが多いです。
ではでは、
この話題を取り上げたきっかけは、
現在発売中のFly Roddersの記事。
執筆者の島崎鱒二さんは、
私がフライを始めた30年近く前から寄稿されていた方ですが、
私はお会いしたこともなく、その知人すら存じ上げません。
(ですから、しがらみなく記事を読み、好き勝手批評できます。)
記事の内容にかかわる部分については営業妨害になるので、
次号が発売されてから、
いろいろ感想を述べようと思っているのですが、
「神話が崩壊」
と題したのは、以下の記事中の文章にあります。
ハイスピード・ハイライン術を誰も知らないと僕が断言できるのは、
それは日本人の誰もシャルル・リッツの
カースティングを見ていないからだ。
この一文が日本のフライキャスティングの歴史を塗り替えるかも知れません。
連載を続けてもらうためにも、
キャスティング・フリークのみなさん、
大枚1,400円を握って、Fly Roddersを買いに行きましょう!
*カースティングとはキャスティングのこと。
I can
を米語では「アイ・キャン」
英語では「アイ・カン」
っていうことです。
*KYOTO FLYキャスティング・スクール受講生のみなさんへ、
ハイスピード・ハイラインについては
「そんなのも、あるんだ」ぐらいの理解で結構ですよ。