「マラブー」って本当は難しいマテリアルなんです |
本日、ラインナップに追加した
ポンドキラー#10ホワイト。
開成水辺フォレストスプリングスのトラキンの「アタリ・フライ」です。
実はこのフライ、本栖湖でも「アタリ・フライ」だったのです。
開成が透明度の高い管理釣り場だと聞いて急遽、
トラキンの直前にフライボックスに追加したのが、
「大当たり」
だったというわけです。
「透明度の高い釣り場では白」
という原則、やはり当たっているような気がします。
今回は色の話ではなく
マラブーのお話
マラブーって実はタイヤーにとっては非常に難しいマテリアルなんです。
(ウエットフライのウイングの方がよっぽど簡単です)
特にリトリーブ用のフライに取り付ける時は細心の注意が必要。
詳しくは「マル秘」がたくさんあるんですけど・・・
例えば、
#10フックならマラブーの本数は15本程度。
たくさん付けると動きが悪くなります。
そして重要なのが
「マラブーの揃え方」
ちゃんと揃えると、
引っ張るだけでマラブーがピロピロピロ~て泳ぐのです。
これサービスショット。
このマラブーの付け方の元になったのは
「アオミドロ」
芦ノ湖の野崎さんのオリジナルフライなんですが、
野崎さんの巻いたアオミドロは本当に良く釣れるんです。
他の人が真似して巻いたアオミドロと比較するとその差は歴然。
私も芦ノ湖に通って
野崎さんが巻くのを食い入るように見て、
まねしたのですが、
やはり・・・
しかし、その中で
テールのマラブーの取り付け方の「キモ」は
自分流の解釈ではありますが、マスターできたと思っています。
雑誌等で紹介されているマラブーパターンを見ていると
私と同じ付け方をされている方が時々おられます。
その方のホームグランドには
やはり
「芦ノ湖」
が入っています。
中禅寺湖に通う知人のフライも
「コンドルマラブー」を使っていますが
取り付け方は同じ。
マラブーを使ったフライを見ると、
その人がどれだけ魚を釣るか、
簡単に見分けられるのです。
ルアーも楽しんでおられる方にわかりやすく説明しますと、
「ラパラ」
と
「ラパラもどきの安物ルアー」
との泳ぎの差が
この小さなフライのテールに秘められているのです。